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インタビュー 2019.07.08

人工知能RPAで面倒な入力作業を自動化し、その企業に合った業務効率化を実現!「AIスキャンロボ」「AIタスクロボ」

ネットスマイル株式会社 代表取締役・一般社団法人日本RPA協会理事
齊藤 福光

東京大学工学部及び大学院卒業。大学時代はニューラルネットワークを用いた有限要素解析の研究を行う。金融機関での就業及び上場会社の役員を経て、2013年にネットスマイル株式会社を設立し、人工知能を用いたRPAサービス「AIスキャンロボ」及び「AIタスクロボ」を開発販売する。

    人工知能RPA「AIスキャンロボ」「AIタスクロボ」

「正直、書類仕事はめんどくさい…」

そう思っているビジネスマンの方も多いのではないだろうか。

ネットスマイル株式会社が開発する「AIスキャンロボ」は、そんな面倒な仕事を人工知能RPAの力を使って解決する。

また同社は「AIタスクロボ」も開発している。書類仕事だけでなく、その会社に合った形で業務の自動化を進られることもできるのだという。

「AIスキャンロボ」「AIタスクロボ」とは、どんなサービスなのか。
プロダクト立ち上げの経緯・展望と合わせて、詳しく紹介していく。

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――株式会社ネットスマイルのプロダクトを教えてください。

弊社のプロダクトは「AIスキャンロボ」と「AIタスクロボ」です。
この2つに共通する最大の特徴は「人工知能RPA」であること。

人工知能の力を使いながら、様々な業務で人の代わりに働くことを目指しています。

――AIスキャンロボはどんなプロダクトなんですか?

AIスキャンロボは、人が紙に手で入力していたものを構造化します。そして、データとして取り扱えるようにするプロダクトです。

最大の特徴は、AIスキャンロボを設定すれば、3日で使えるようになること。
活字を認識する精度も95%以上を誇ります

――95%!すごいですね。もう一つのプロダクト、AIタスクロボはどんなプロダクトなんですか?

AIタスクロボは、株式やテレビのデータなど、リアルタイムに変化するデータを分析します。その分析をもとに、将来予測や原因分析、判断、インテリジェント検索を行います。

このプロダクトは、カスタマイズコンサルティングなのが特徴ですね。
各企業の業務に適したものを提供させていただいております。

例えば、証券会社では株式の予測、電力会社では電力需要予測、テレビ業界では出てきた人に自動でモザイクをかけるなどの場面で活用できます。今まで人がやっていた様々な業務を代替可能です。

――AIスキャンロボ、AIタスクロボのユーザーはどんな人なんですか?

AIスキャンロボは幅広い企業様に導入いただいています。紙を手で入力する作業はどの会社でもやることですよね。そのため、大企業から中小企業、東京にとどまらず地方の企業にも使っていただいております。

AIスキャンロボを使っていただいていくうちに、その企業様のニーズが見えてくるんです。そのニーズに合ったAIタスクロボを提案して、業務の自動化のお手伝いをしています。

現在は、月に100社以上のお問合せをいただいております。

――競合について教えてください。

OCRの観点で考えると、株式会社Cogent Labsさん、AI insideさんかな。

人工知能RPAという面で見ると、競合は少ないですね。というのも、RPAに人工知能を導入するケースは珍しいんです。導入した場合「AI」として売り出すことが多くなっています。

AIとして売り出す場合、主に製造業の企業様がユーザーになります。
弊社のサービスは、ホワイトカラーの業務に対応できることが大きな特徴です。

その企業に合った、「ドラえもん」のようなサービスを!

――サービスを立ち上げた経緯を教えてください

大学では、人工知能の研究をしていました。ドラえもんを作りたかったんです。この想いは今も変わっていません。

その後、GPUの技術が出てきたりしましたが、ドラえもんを作るためには、今の技術では難しい。だったら、のび太を助けるサービスではなく、会社を助けるサービスを作ろうと思ったんです。それが、今のBtoB向けのサービス、「AIスキャンロボ」「AIタスクロボ」になります。

――会社を立ち上げてから、今に至るまでどんな経緯があったんですか?

創業して6年になりますが、ずっとホワイトカラー向けのプロダクトを作っていました。

そこで感じたのは、企業様はAIが欲しいのではなく、業務を自動化したいのだということ。

このように、その企業様だけのニーズを探り、世界でだれも作っていないようなプロダクトを作っています。

「人の夢の実現を叶える」ために、AIスキャンロボ・AIタスクロボは進化していく

――今後「AIスキャンロボ」「AIタスクロボ」はどんな進化をしていくんですか?

AIスキャンロボは人間の目に代わるようなプロダクトにしていきたいです。目の役割を果たせていけたら、と。
また、最先端のAI技術の導入を進めていきたいですね。

これらの取り組みを通して、ニーズがあるものに幅広く対応していきたい。お客様のリクエストに応えていき、多様性に挑戦していこうと思います。

――ネットスマイル株式会社は今後、どのような展望を考えていますか?

ドラえもんを作るという夢の実現のために、尽力していこうと思っています。今はBtoBのプロダクトを開発していますが、BtoC向けのものを作っていきたい。

人の仕事を覚え、自動化し、夢を持っている人や企業をサポートしていけたらと思っています。

夢を持つ人のサポートをするために、ネットスマイル株式会社が開発する「AIスキャンロボ」「AIタスクロボ」は進化を続ける。

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編集後記

取材担当橋本

誰もが一度は「ドラえもんがいたらなぁ…」と思うのではないでしょうか。(橋本は週に2・3回思っています。)もしかするとドラえもんがやってくる日は近いのかもしれません…。

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投稿者プロフィール

橋本 雅弘
橋本 雅弘
大学では社会福祉学を専攻。現在はStartupTimesのほか、日本最大級のAIメディア「AINOW」でも執筆。学生スタートアップ特化型アクセラレータープログラム「GAKUcelerator」でメンターを勤める。

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